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婦人

毛沢東 · 1964年

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31.婦人

中国の男子は、ふつう3つの体系的な権力(政権、族権、神権をさす=編集者)の支配をうけている。……婦人となると、以上のべた3つの権力の支配のほかに、なお男子からの支配(夫権)をうけている。この四つの種類の権力――政権、族権、神権、夫権は、封建的同族支配体系の思想と制度のすべてを代表しており、中国人民、とくに農民をしばりつけているふとい四本の綱である。農民が農村でどのように地主の政権をくつがえしたかについては、まえにのべたとおりである。地主の政権はすべての権力の根幹である。地主の政権がうちたおされたので、族権、神権、夫権もみなそれにつれてぐらつきだした。……夫権というものは、もともと貧農のあいだでは、わりあい弱かった。貧農の婦人は、経済的な必要から裕福な階級の婦人よりもよけいに労働に参加しなければならないので、家事にたいする発言権ないし決定権をもつものがわりに多かった。近年になって、農村経済がますます破産するにつれて、男子が女子を支配する基本的な条件はくずれた。最近では、農民運動がおこると、それにともなって多くのところで、婦人たちが農村婦人連合会を組織し、婦人たちが頭をもたげる機会がやっ てきたので、夫権は日1日とぐらつきだした。要するに、ありとあらゆる封建的同族支配体系の思想と制度は、農民の権力がつよまるにつれてぐらついている。

「湖南省農民運動の視察報告」(1927年3月)、『毛沢東選集』第1巻

団結して、生産と政治活動に参加し、婦人の経済的地位と政治的・地位を改善しよう。

雑誌『新中国婦人』のために書いた題辞、1949年7月20日づけ『新中国婦人』創刊号

青年、婦人、児童の利益を保護し、勉学の道を失った青年を救済するとともに、青年、婦人を組織して、抗日戦争と社会の進歩に有益な諸活動に平等な立場で参加させ、婚姻の自由と男女平等を実現し、青年と児童に有益な教育をうけさせることを要求する……

「連合政府について」(1945年4月24日)、『毛沢東選集』第3巻

労働力を組織的に調整することと、婦人にはたらきかけて生産に参加させることが、農業生産の面でのわれわれのもっとも基本的な任務である。

「われわれの経済政策」(1934年1月23日)、『毛沢東選集』第1巻

偉大な社会主義社会を建設するために、広範な婦人大衆を動員して生産に参加させることは、きわめて大きな意義をもっている。生産をするなかで、男性と女性の同一労働・同一報酬を実現しなければならない。真の男女平等は、社会全体の社会主義的改造の過程ではじめて実現できるのである。

「婦人が労働戦線におもむいた」という文章にたいする評語(1955年)、『中国農村における社会主義の高まり』上巻

協同化ののち、多くの協同組合は労働力の不足を感じており、これまで畑仕事に参加したことがなかった広範な婦人大衆を労働戦線に参加するよう動員する必要がある。……中国の婦人は偉大な人的資源である。この資源をほりおこして、偉大な社会主義国を建設するために奮闘しなければならない。

「婦人を動員して生産に参加させ、労働力不足の困難を解決した」という文章にたいする評語(1955年)、『中国農村における社会主義の高まり』中巻

すべての婦人労働力を同一労働・同一報酬の原則のもとで一律に労働戦線に参加させるという要求は、できるだけ短い期間に実現しなければならない。

「ィキ\[xing2\]台県民主婦人連合会の農業協同化運動を発展させるなかでの婦人活動についての計画」という文章にたいする評語(1955年)、『中国農村における社会主義の高まり』上巻

著者
毛沢東
原著
1964年
底本
『毛主席語録』外文出版社(北京)。電子化 HTML: http://maoist.web.fc2.com/mao/goroku000.htm
掲載根拠
保護期間中(未公開)
備考
著者没年 1976。中国は死後50年(2027-01-01 満了)、日本は死後70年(2047-01-01 満了)。外文出版社の日本語訳は法人著作として別に保護される

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